ポルシェ EV タイカン エントリーグレード その価格

ポルシェJapan公式サイトより出典

ポルシェのハイパフォーマンスEVとして登場したタイカンですが、新たに後輪駆動モデルが追加されるそうで、2021年の1月18日より予約受付が始まっているそうです。

タイカンといえば前後に駆動用モーターを搭載したAWD仕様のモデルのみのラインナップだけかと思っていましたが、今回ついに追加されたようですね。

搭載される駆動モーターは先にラインナップされているタイカン4Sと同じ物を搭載しているそうで、2速のトランスミッションと組み合わせられておりタイカン4Sよりが劣りますが、0-100㎞までの加速性能は5.4秒、最高速度は230㎞の性能が与えられているそうです。

十分な動力性能だと思いますよ。

タイカンの後輪駆動モデルはタイカン4Sなどに比べれば、エントリーグレードとの見方が強いみたいですが、ポルシェの電気自動車として恥ずかしくない性能を与えらているようですね。

なので、私が考えるには後輪駆動の追加は電気自動車の問題として一番多く考えらえれている航続距離問題に考慮した形が大きいかも知れません。

後輪駆動モデルのタイカンに標準で搭載されるバッテリーはパフォーマンスバッテリーで、オプション選択としてパフォーマンスバッテリープラスが選択できるようになっているようです。

パフォーマンスバッテリー:総電力79.2kW/h 326PS

パフォーマンスバッテリープラス:総電力93.4kW/h 380PS

気になる航続距離については、WLTPモードで標準のパフォーマンスバッテリーの場合で431㎞、パフォーマンスバッテリープラスの場合は484㎞となっています。

この手の車で遠出するシチュエーションはそうそう無いような感じがするので、後続距離に関しても必要十分な能力があると思いますよ。

また、オーバーブースト出力はパフォーマンスバッテリーで408PS、パフォーマンスバッテリープラスで476PSなのでタイカン4Sの530PSよりは劣りますが、後輪駆動モデルとして考えれば十分すぎる性能だと思います。

車体は様々な電子デバイスが装備されているので、ハイパワーな電気自動車ですがスムーズに扱うことができますし、オプションのエアサスを選択すれば車高の上げ下げも自由自在なので、コンビニエンスストアなど入るのに気を遣うような所でも気軽に立ち寄ることができますよ。

この後輪駆動モデルの気になる価格は1171万円~となっています。

先に発売されているタイカン4Sは1448万円~なので、この価格設定は微妙かも知れませんがポルシェのEVが安く買う事ができることには変わりませんね。

なお、タイカンは現在のところ右ハンドル仕様だけのようです。

でも、日本で走る分にはかえって好都合ですよね~

ポルシェのEV!お金のある方いかがですか~