トヨタ 新型アクア試乗してみた。

2021年8月10日

トヨタ公式サイトより引用

トヨタの新型アクアがついに登場しましたね!

ようやく試乗できる機会があったので、試乗してきました。

初代アクアの登場が2011年の登場なので、今回のフルモデルチェンジは実に10年ぶりのフルモデルチェンジとなります。

トヨタ公式サイトより引用

アクアについてはフルモデルチェンジの情報が出ては消えの繰り返しで、このままフルモデルチェンジしないのでは?との憶測も飛び交っていただけに、今回のフルモデルチェンジは待ちに待ったといった感じでしょうか。

この理由のひとつには、あえてフルモデルチェンジしなくても売れ続けていたといった理由もあるそうで、初代アクアのコンセプト、基本性能が優れていたことの証明とも言えます。

そんなアクアがフルモデルチェンジしたとあっては、今回の2代目アクアも爆売れの予感がしますね~

実際に試乗した感じとしては、新しいプラットフォームの TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)を採用したことによる恩恵はかなりあると感じました。

まず一つにボディー剛性がしっかりしたことにより基本性能の底上げがされ、車格がワンランクアップした印象の乗り心地を実現していることに驚きました。

また、新採用になったフロントのショックアブソーバーにはレクサスなど一部の上級車のみに採用されている、

スウィングバルブショックアブソーバーを搭載し、わずかな路面の凹凸やボディの動きに対しても適切な減衰力を発生させて走りの質感向上に一役買っています。

こちらの装備は一番最上級グレードのZに標準装備されているので、買うなら最上級グレードを選択した方が良いと思える装備だと思いましたよ。

また、搭載されているハイブリッドシステムは従来型のハイブリッドシステムをブラッシュアップさせたものが搭載されていて、基本的にはヤリスハイブリッドと同じものが搭載されています。

しかし、ヤリスハイブリッドと違いがあるのは搭載されている駆動用バッテリーで、こちらは新開発のバイポーラ型ニッケル水素電池を採用している点に違いがあります。

この新しい駆動用バッテリーのおかげで出足が格段に良くなり、従来型に比べてストレスのない加速を得ることが実現していました。

実際にセールスマンが同乗しての試乗でしたが、合流車線などでも無理のない加速をしてくれたので驚きました。

数値でいうと従来型の2倍の出力を出すことが可能とのことで、アクセルを踏み込んだ時の加速は十分すぎるくらいの加速を得ることができました。

今回の新型アクアは、何から何までしっかりと作り込んであるな~という印象を受けました。

しかも、今回のアクアからは初代に設定のなかったE-Fourの設定があるところもポイントです。

これは降雪地域でのセールスに影響するところが大きいと思うの、今までE-Fourの設定がないからほかの車を買ったなんて人もいたと思いますよ。

最上級グレードのZには10インチのディスプレイオーディオが採用されており、コンパクトカーの中では一番大きなディスプレイではないでしょうか。

それに解像度も格段に向上しているので、テレビ視聴の時も普通に見れる画面になっていました。

ディスプレイオーディオと言えば、ひと昔前のスペックのディスプレイが採用されているのか、解像度の悪さがありましたが、今回の新型アクアについては合格点をあげても良いくらいの解像度になっていたので良かったです。

久しぶりに素直に欲しいと思った車でした。

これは、売れるでしょうね~