アメリカ25年ルールで中古のスカイラインGT-Rが高騰している!

ニッサン公式サイトより引用

中古のスカイラインGT-Rの相場が高騰してきているとは聞いていましたが、実際に調べてみたら、とんでもない金額になっているので驚きました。

スカイラインの名が付いた最後のGT-R(R34)なんかは中古車の平均価格が1,000万円越えは、あたり前の状態になっているようです。更にハイパフォーマンス仕様のVスペックIIニュルになると2000万円台の価格にアップするみたいで、プレミアム価格で取引されている状況のようです。

R34スカイラインGT-Rが生産中止となったのは2002年の事なので、約20年前の車なんですが、異常な人気を集めている感じですね。スカイラインGT-Rには熱狂的なファンが多いのは知っていますが、2,000万円を出すなら最新のR35でも良いのでは?と思うのは私だけでしょうか。

なんでも、この高騰の理由はアメリカが定めている25年ルールが関係しているそうです。

25年ルールとは製造から25年経過した車はFMVSS(アメリカにおける保安基準)の縛りを受けることなく自由にアメリカに中古車として販売、登録が可能になるルールの事で、2014年にR32スカイラインGT-Rが解禁になったことでもニュースになっていましたね。

25年ルールが解禁になり、アメリカにわたるR32の数が増えていき結果的にR32スカイラインGT-Rの中古車価格が高騰したのは言うまでもありません。

R32スカイラインGT-Rはアメリカでも人気の車なので、ルールの解禁を待ち望んでいた熱狂的なファンが多く、少し状態の悪い車でも高値で取引されている状態のようですよ。

現在R32については日本国内に残っている台数も減少しているそうで、国内の中古車市場ではなかなか出回ってこないみたいですね。

現在R34スカイラインGT-Rが高騰している理由は来るべき25年ルールが解禁になった時の高騰を見越して状態の良い個体を確保しようとしてるかも知れません。

私は車は最新の車が好きなので、こういった動きは理解できませんが投資的に買うのならアリだと思います。

車の楽しみ方は人それぞれですね~