トヨタとスバルの共同開発EV

2021年4月22日

トヨタ自動車とスバルが共同開発したEVのコンセプトカー上海モーターショーで初公開されたそうですよ!

このEVコンセプトカーはbZ4Xと名付けられたモデルで、トヨタが掲げている2025年までにEVの車を15車種発売する目標のうちの1台となるそうです。今回のモデルはbzシリーズ初のモデルとして初公開されたそうで、bzシリーズは全部で7車種の発売を計画しているみたいですよ。

このモデルはEV専用のプラットフォームとしてスバルと共同開発したe-TNGAを採用していて、EV化の分野で優位性を持つトヨタとAWD技術が得意なスバルの技術が盛り込まれた次世代のプラットフォームとなっているそうです。

このEV専用プラットフォームはショートオーバーハングの形状が特徴で、ロングホイールベース化による効果で中型セダン並みの室内空間を可能としているプラットフォームに仕上がってるようですね。

また、意のままにスムーズな運転感覚を実現の為にステアバイワイヤシステムを採用し、低いインストルメントパネルやステアリングホイール上方に配置したメーターによる開放感や視認性の向上に一役買っているそうですよ。

また、更に気になる情報としては今回のbZ4X以降に開発する車両について、ダイハツとスズキも共同開発に加わるとの情報もありますね。

これは、トヨタの話だと顧客のニーズに答える為には、ボディサイズやニーズに合ったスタイルのEVを開発が必要、しかし、現状ではトヨタ1社だけでの実現は困難とのことから、それぞれ得意分野を持つパートナー企業と共同開発を進めていくとのことでした。

このパートナー企業として選ばれたのがスバル、ダイハツ、スズキと中国BYDの名前が挙がっているそうですよ。

トヨタ主導の共同開発と聞くと、トヨタが全てリードして開発が進められているイメージを持ってしまいがちですが、それぞれのメーカーの強みを出し合って開発を進めていく感じの共同開発となっているみたいです。

このトヨタbZ4Xは、現在の計画では日本と中国での生産を予定しているそうで、2022年の半ばまでに世界各国での販売を開始する目標で開発を進めているそうですよ。

画像を見る限りだと、デザイン的にもだいぶ煮詰まってきている様に見えますし、市販化の際にはこのまま出てくるのではないか?と思えるような完成度に感じました。

パワーユニットなどの詳細については公開されてませんでしたが、ピュアEVとのことなのでモーターによるパワフルな走行が可能な車になっていると予想されます。

またスバルと共同開発しているAWDについても気になる所です。

電動AWD技術については、三菱が一歩先行く感じと思っていますが、今回のbZ4Xの登場でこの図式を崩せるかが気になるところです。

また1台、登場が気になる車が出てきましたね~

ライバルは三菱エクリプスクロスあたりになるのかな~