トヨタ 新型アクアの詳細 販売価格や登場時期など

トヨタ公式サイトより引用(現行モデル)

あまり情報が出てこない新型アクアの情報をキャッチしました。

前々からう噂されていたアクアのフルモデルチェンジですが、工場の方で作られているとの情報はありましたが、価格や採用されているパワートレインについての詳細は、分からない状態でした。

今回はこの部分についても正式に発表されたようですね。

新型アクアの正式発表は2021年7月19日に行われるそうで、販売時期はまだ未定のようですね。

しかし、受注に関しては6月20日から行われている店舗もあるそうです。

今回の新型アクアは、従来型に比べて少し大型化しておりホイールベースが2,600㎜と従来型に比べて50㎜アップしています。

これはハイブリッドシステムやプラットフォームを共用しているヤリスハイブリッドよりも長い設定になっているそうで、新型アクアの方が室内空間を広く作られていると言えます。

ホイールベースは同じと思っていましたが、ヤリスあえて差別化している感じでしょうか。

事前情報でも新型アクアは、ヤリスよりも上級に設定するとの情報もありましたが、車格としての位置づけ的にはヤリス→新型アクア→プリウスといった感じを想定しているようですね。

そうなると気になるのは内装ですが、こちらについては画像や詳細が現在のところ分かっていませんが、ヤリスに比べて上級の内装を用意されている可能性が高いです。

また、従来型と大きく変わるのはシフトレバーで、こちらはプリウスなどに採用されているエレクトロシフトマチックを採用しているそうですよ。

小さなシフトレバーを操作して車を動かすアレです。

この機構の採用により足元の居住空間も従来型に比べて広く作れるようになったそうです。

しかし、残念なのはパーキングブレーキで、新型アクアは足踏みしきを採用しているようです。

ここは電動にしてほしかったですね~

電動パーキングならアダプティブクルーズコントロールで追従した時に、0㎞まで追従して停止保持まで完全にフォローしてくれますが、足踏み式を採用している新型アクアは0㎞で停止後2秒たつと停止保持を続けることができずに発進してしまうそうです。

ここが残念ポイントでしたね。

ヤリスは30㎞以下になるとアダプティブクルーズコントロールが切れる仕様になっているので、今回の新型アクアは上位機能を期待していただけに残念に思います。

まっ、0㎞まで追従してくれるので、そこは良しとしましょう。

ハイブリッドシステムは基本的にヤリスハイブリッドと同じ物を採用しており、1.5L 直列3気筒エンジンにハイブリッドシステムを組み合わせパワートレインとなるようですね。

同じものを搭載しているので、動力性能や燃費ついてはヤリスハイブリッドと等々の性能と予測します。

しかし、ハイブリッドの走行用バッテリーはヤリスのリチウムイオンバッテリーに対して新型アクアでは従来型から進化させたバイポーラニッケル水素バッテリーを採用しているそうです。

このバイポーラニッケル水素バッテリーは充放電性能してはリチウムイオンバッテリーに比べて少し劣るそうですが、耐久性の高さやコストパフォーマンスの面で優れているので、今回の新型アクアに採用された経緯があるそうです。

性能にそれほど開きがないのであれば、コストが安い方が良いという判断だったみたいですね。

確かにリチウムイオンバッテリーがニッケル水素バッテリーと比べて圧倒的に性能が良いって訳ではないので、この判断も間違いではないと思います。

個人的には時期プリウスには採用が検討されていると噂されている全個体バッテリーの採用を期待していましたが、流石にまだ早かったですね。

中国のEVでは一部で全個体バッテリーを採用している車種も登場してきているとの情報もあります。

EVの覇権を取るにはバッテリーの覇権が左右されると言われているので、トヨタには頑張ってほしいものですね。

なお、新型アクアは従来通りハイブリッド専用車となるのでガソリンエンジン仕様は存在しません。

ですので、トヨタのコンパクトカーでガソリンエンジン車を買おうと思ったらヤリス、ハイブリッド車を買おうと思ったらアクアと言った棲み分けになりそうですね。

気になる新型アクアの価格は下記のようになっています。

新型「アクア」のグレードと価格

– 2WD(FF) –
・X:2,090,000円
・G:2,230,000円
・Z:2,400,000円

– 4WD(E-Four) –
・X:2,288,000円
・G:2,428,000円
・Z:2,598,000円
※上記以外に最廉価の「B」グレードも存在

価格は従来型よりも少しアップした程度に抑えられているので、今回の新型アクアも売れそうな予感がします。

新型アクアの登場でコンパクトカー市場が活性化するのは間違いなさそうです。

トヨタ 新型「アクア」の主要スペック
・全長:4,050mm
・全幅:1,695mm
・全高:1,485mm
・ホイールベース:2,600mm
・エンジン:1.5L 直列3気筒+ハイブリッド
・フロントサスペンション:ストラット
・リヤサスペンション:トーションビーム
・WLTCモード燃費:(Bグレード)35.8km/L/(X・G・Zグレード)34.6km/L