トヨタ RAV4プライムは最高にHotな車だった

2021年3月1日

トヨタ公式サイトより引用

トヨタ自動車のRAV4は2019年4月のデビューで、最近のSUVブームの影響もあって登場から順調に売り上げが伸びている車ですね。

そんなRAV4のプラグインハイブリッド車(PHV)として登場したのがRAV4プライムです。

トヨタのプラグインハイブリッド車と言えばプリウスもありますが、RAV4プライムは新開発されたパワーユニットを搭載しているので燃費性能はもちろんのこと走りについてもかなり良い評判の車に仕上がっているようです。

新たに開発されたパワーユニットは直列4気筒直噴2.5Lガソリンアトキンソンサイクルエンジン(最大出力177ps、最大トルク22.5kgm)にパワフルなモーター(フロント182ps/リア54ps)が組み合わされたハイブリッドシステムを搭載し、エンジンとモーターを合わせたPHVシステム出力の合計で306psのパワーが与えられている車となっています。

これは、新型RAV4ハイブリッドの221PSに対して85PSのアップとなります。

もともと走りの評価の高い新型RAV4のハイブリッドモデルですが、RAV4プライムはさらに85PSもアップしているので動力性能は申し分ないレベルと言ってもいいでしょう。

このパワーアップのおかげでRAV4ハイブリッドの0~96km/h加速7.8秒に対して、RAV4プライムは0~96km/h加速を5.7秒で走ることができ、2秒以上の短縮を実現しています。

車重の重いミドルサイズSUVでこの数値は凄いです。車にちょっと興味のある方なら凄さがよく分かると思います。ワクワクしてきちゃいますよね!

駆動方式は新型RAV4ハイブリッド同様にE-Fourによる電気式AWDシステムなので、本格的なオフロード走行についてはガソリンモデルのAWDに採用されているダイナミックトルクベクタリングAWDに及ばないものの、E-Fourについても最新のバージョンを採用していて制御方法の見直しを行っています。

これは走行状況に応じて後輪の最大トルクを増やしているのが特徴で、新たな制御の採用により高い走破性と安定した操縦性を実現しています。

気になる環境性能ですが、RAV4プライムでは二次電池に大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載していて、それを床下に搭載することによる低重心化効果もあり、走行性能の安定化が向上しています。

また、駆動用バッテリーの大容量化により、満充電時で走れる距離はEVモードでPHVのSUVの中で最長の67kmで、ハイブリッドモードでは航続距離1300km以上を実現しているのも驚きです。トヨタ広報いわくRAV4史上、最も燃費性能に優れる車とのコメントもあるようにRAV4プライムは環境性能も現段階で最高クラスの性能が与えられています。

トヨタRAV4・PHVブラックトーン 主要諸元と主要装備

グレード=ブラックトーン
価格=THS 539万円
全長×全幅×全高=4600×1855×1695mm
ホイールベース=2690mm
トレッド=フロント1595×リア1615mm
最低地上高=200mm
車重=1920kg
エンジン=2487cc直4DOHC16V(レギュラー仕様)
最高出力=130kW(177ps)/6000rpm
最大トルク=219Nm(22.3kgm)/3600rpm
モーター最高出力=フロント:134kW(182ps)/リア:40kW(54ps)
モーター最大トルク=フロント:270Nm(27.5kgm)/リア:121Nm(12.3kgm)
WLTCモードEV走行換算距離=95km
WLTCモードハイブリッド燃費=22.2_km/リッター(燃料タンク容量55リッター)
(WLTC市街地/郊外/高速道路=20.5/23.0/22.5_km/リッター)
サスペンション=フロント:ストラット/リア:ダブルウィッシュボーン
ブレーキ=前後ベンチレーテッドディスク
タイヤ&ホイール=235/55R19+アルミ
駆動方式=4WD
乗車定員=5名
最小回転半径=5.7m

新車情報

Posted by K