ホンダ NSXの最終仕様を発表 生産終了はいつ?
ホンダは8月3日にNSXの最終仕様として計画しているType Sの先行情報を世界初公開したそうです。
このモデルは国内仕様の割り当ては30台となっているので、発売日に即完売となるのは必須のモデルとなりあそうです。
最終仕様と言うことで、現行型のNSXはこのモデルを持って生産終了となるそうです。
正式な発表は8月中に行われる予定だそうです。
現行型のNSXは2016年のデビューから約5年間の生産でしたが、ホンダのスポーツカーのフラッグシップモデルとしてその存在感を見せつけていたモデルだけに、今回の生産中止はとても残念に思います。
初代NSXは1990年デビューから15年に渡り生産が続けられていたのに対して、2代目NSXはわずか6年で生産終了となってしまいましたね。
NSXは他のスーパースポーツと比べると、あまりパッとしないイメージですがホンダが独自に開発した電動化技術の3モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD(Super Handling-All Wheel Drive) が投入され、ドライバーが意のままに操ることのできるハンドリング性能やリニアなレスポンスはとても評価が高かったモデルです。
一般的には、あまり知られていませんが市販車として投入された技術はとても画期的なものでした。
投入された技術は凄いものでしたが、レースなどの実績を見てみると今一パッとしない結果で、その名を轟かせることは叶いませんでした。
しかし、ホンダイズムあふれる思想で作られたNSXは、熱狂的なファンが多いモデルでもあり最もホンダ車らしい車とも言えます。
今回発表された最終仕様については価格やスペックなどの詳細が、まだ発表されていませんがもしかしたら、既に予約している方も居るかも知れませんね。
また、ホンダが公式にリリースした本文には新時代に向けた新たなチャレンジとして「Hondaは、NSXで培った人材、技術などを今後のクルマづくり、モノづくりに生かすことで、来たる電動化や新たな価値を持ったモビリティの中でも、お客さまに引き続き「走る喜び」「操る喜び」を提供していくべく、チャレンジしていきます。最後に、NSXを愛してくださったすべての皆さまに、心より感謝いたします。」 というメッセージが添えられていました。
生産は2022年いっぱいまで行われるそうで、時期型については発表されていないようです。
また一つの伝説が終わってしまった感じですね。
ホンダがNSXの集大成として送り出す最終仕様のType S を手にすることができた人は羨ましいですね~
今後のホンダのチャレンジもの注目していきたいと思います。
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