レクサス 新型NXが発表された!登場は2021年の秋予定

レクサスはクロスオーバーSUVとして人気を集めているNXの新型を発表しました。

NXと言えば現行型のデビューが2014年の7月なので、実に7年ぶりのフルモデルチェンジとなりますね。フルモデルチェンジの話はこれまでもありましたが、いずれも噂のレベルで終わっていました。

しかし、今回はレクサスが正式に発表を行いましたので、確実に新型が出てくると思います。

NXはフルモデルチェンジの度に大型化するRXの代わりにコンパクトSUVとしてユーザーのニーズに応えるために誕生した経緯があるので、今回のフルモデルチェンジでもボディーサイズの大きな変更はないようですね。

確かに日本の道路事情を考えるとRXは少しサイズ的に厳しい場面もあるので、NXくらいのサイズが丁度良いと思う人も多いと思います。

とは言え、新型NXのボディーサイズは4660×1865×1640(全長×全幅×全高ミリ)、ホイールベースは2690ミリとなっており、先代NXよりも全長が20ミリ伸びが全幅が20ミリ広く、高さが5ミリアップ、ホイールベースは30ミリ長くなって若干大型化しています。

今回のフルモデルチェンジは先代のデザインを大きく崩すことなく、各部をブラッシュアップさせている感じに仕上がっているようで、ガラッと変わったという感じは受けませんでしたが、スピンドルグリルが先代に比べて大型化されているのが大きな特徴となっていますね。

さらに気になる情報としてはPHEVの設定があることと、新開発のターボエンジンが存在することです。

PHEVの設定に関しては、レクサスが目指している電動化計画のLexus Electrifiedに沿い進められているそうで、今回の新型NXがその第一弾として電動化の普及促進を促す為に設定しているそうですよ。

レクサスの電動化モデルと言えばピュアEVのUX300eがありますがこちらはLexus Electrifiedの前に登場しているので、この計画には入っていないようですね。

また、新開発のターボエンジンには2.4L直4ガソリンターボが採用されており、これは新開発となるエンジンだそうです。このターボエンジンはTNGAの高速燃焼システムに加え、センター噴射直噴システム、ターボと触媒の近接配置などの見直しにより環境対応も考慮したターボエンジンとなっているそうで、組み合わされるトランスミッションは高トルク対応型のダイレクトシフト8ATと、フルタイムAWDの組み合わせとなるそうですよ。  

前後駆動配分は75:25から50:50まで常時可変を可能としており、高い接地感とリニアなステアリングフィールを実現しているそうです。

採用されているパワートレインは 2.5Lプラグインハイブリッド、2.5Lハイブリッド(FFとE-Four)、2.5L NAガソリンエンジン(FFとE-Four)、そして、2.4L ガソリンターボ(電子制御フルタイム4WD)となります。

このラインナップにトップグレードとしてプラグインハイブリッドがラインナップされる形となります。

PHEVは18.1kWhのリチウムイオンバッテリーの容量を誇り、RAV4PHVと同じバッテリー容量となっているそうですよ。これによりクラストップレベルのEVでの走行距離を実現しているそうです。

バッテリー容量はRAV4PHVと同じなので、EVでの走行可能距離はおそらく95kmほどの能力を有していると予想します。

運転支援の先進技術についても正常進化を遂げていると予想できます。

全車速追従式のレーダークルーズコントロールや、レーントレーシングアシスト、レーンチェンジアシストは勿論のこと、新型NXではプリクラッシュセーフティが全面的に強化されているそうで、「事故を未然に防ぐ」機能が満載されたところに注目です。

この機能は、交差点侵入時に接近車両の方向をヘッドアップディスプレイにアニメで表示するクロストラフィックアラートが実装され、システムが衝突の可能性が高いと判断した場合に、自動で操舵制御をおこなう「アクティブ操舵支援機能」と呼ばれる機能が実現しているそうです。

また、さらに驚きなのが歩行者の横断や飛び出しなどのリスクを先読みし、運転をサポートしてくれる機能も装備されているとのことで、一般道での運転サポートが充実しているのが大きな特徴となっていますね。

これは「プロアクティブドライビングアシスト」と呼ばれる機能だそうで、市街地や交差点などといった日常生活で運転をサポートしてくれる機能の強化を行ったみたいですね。

気になる価格については正式な発表はされていませんが、基本性能、運転支援システムの刷新などによるコストアップとして現行よりも50万円アップの500万円~と予想します。

デビュー時期について2021年の秋となっていますね。

登場が楽しみな1台です。